2026年4月15日から宮古島に移住しましたが、すでに本州での生活との違いを感じる場面がいくつもあります。
宮古島にあこがれる人は多いと思いますが、本州との違いや理想と現実のギャップが生じやすい場所でもあります。どのような点に違いを感じやすいのか事前に理解していれば、宮古島への移住後に悩みにくくなるはずです。
今回は、私が宮古島に移住してこれまでとの違いを感じたことを紹介します。宮古島への移住を考えている人は、ブログの内容を参考にしてみてください。
私は44年間、愛知県に住んでいたので東海地方との比較になります。また、個人的な考えが多分に含まれるので、その点はご容赦ください。
- 宮古島に移住してこれまでとの違いを感じたこと
- 宮古島への移住を検討する際の注意点
宮古島に移住してこれまでとの違いを感じたこと
宮古島に移住して、これまでとの違いを感じた点は以下のとおりです。
- 雨と雷の強さと頻度が違う
- 湿度の高さが生活に影響する
- 偏頭痛になりにくい?
- 虫の量がとにかく多い
- 車両の走行スピードが遅い
- 斜め駐車の割合が多い
- 上水の質が本州と異なる
- 総じて物価が高い
それでは、どのような点に違いを感じたのかお話しします。
雨と雷の強さと頻度が違う
宮古島に来て今までと違うと感じたのは、雨と雷の強さと頻度です。
今まで住んでいた地域だと、3時間で20mmといった雨が降るのは1年に数えるくらいです。しかし、宮古島に移住してから1週間で3時間20mm以上の雨が3回、1時間で20mmの雨が1回降りました。ここまでの雨が降ると、それなりに音もするので、夜に目が覚めたときもありました。
また、雷の頻度も多く、1時間30分にわたって雷光と雷鳴が鳴り続けた日もあります。このような長時間にわたる雷の発生は、今まで住んでいたところでは体験した記憶がありません。
ただ、宮古島の人からすると、この程度の雨と雷は普通だそうです。雷に関してはそれなりに近い位置で落雷があったように感じましたが、まだまだ遠くて、安心できる程度だったとのことでした。本当に近いときは、自宅の周辺の電柱のトランス(灰色のバケツみたいなもの)が焼けるようなときだそうです。それ、もう本州の人間からすると恐怖な出来事ですね。
湿度の高さが生活に影響する
宮古島の湿度は高く、70%後半から80%後半の日が続きます。
湿度が70%を超えるのは夏場の雨のときくらいでしたが、宮古島では晴れでも雨でも80%前後の湿度です。
80%を超えると、洗濯物が完全に乾ききらない、すぐにカビが生えるといった問題が発生します。換気するには、除湿器やエアコンを長時間稼働させる必要があり、電気代が高くなって金銭的な負担が大きくなるんです。
また、温度29度で湿度75%になると不快指数が80となり、ほぼ全員が不快に感じるようになるといわれています。外に出かけた際、風にあたるとべたついたり、息苦しく感じたりする場合もあってなかなか大変です。
2025年は月平均で湿度が70%を切ったのが1月だけと、宮古島でいかに湿度の高い場所なのかがわかります。
出典:気象庁「宮古島(沖縄県) 2025年(月ごとの値) 主な要素」
偏頭痛になりにくい?
宮古島に移住してから、月に何度もある偏頭痛の兆候すら出ていません。
私は偏頭痛持ちで、ひどいときにはもどしたり、3日以上体調が回復しなかったりします。
気圧の関係で発症するケースが多く、急激な天候の変化が表れる直前がもっとも偏頭痛になりやすい傾向があります。
しかし、宮古島では急に天気が悪くなっても偏頭痛を発症しないんですよね。
気になって気圧の変化を調べたところ、前住んでいた東海地方よりも宮古島は気圧の平均が高かったんです。
2026年1月~5月の気圧平均は10~15hPa程度高く、東海地方では1,000hPaを切る日も多かったのですが、宮古島は最低でも1,005hPaを切る日はありませんでした。
この気圧の高さが偏頭痛に影響しているのか確実なことはわかりませんが、体調不良になる日が激減しました。
虫の量がとにかく多い
宮古島はとにかく虫が多く、どこにいても遭遇します。
私が住んでいた場所はそれなりに都会だったので、虫に悩まされるケースはほぼありませんでした。しかし、宮古島の虫の数はとにかく多く、夜に網戸が閉めていても小さな虫が室内に多く侵入します。なので、基本的には電気を付けた後は閉め切って生活しています。
また、蜘蛛の数が多いのか、普通に散歩しているだけでよく蜘蛛の巣の糸に引っ掛かるのも嫌になるところの一つです。まれに、本州では見たことのないような巨大な蜘蛛もいるので、糸が絡みつくだけで体に引っ付いていないか心配になるときもあります。だって、足を広げた長さが20センチくらいあるんですもの…
ただ、幸いにも、宮古島に生息する5センチ弱もある巨大なゴキブリには遭遇したことはありません。現地の人も、巨大ゴキブリはさすがに抵抗があるといっていたので、今のところ虫に対する運はよいのでしょう。
車両の走行スピードが遅い
宮古島、とくに南部では車両の走行スピードが遅い車を多く見かけます。
当然よくないことですが、東海地方では50キロ制限の道を制限速度内で走る車は多くありません。一方で宮古島の場合は、制限速度マイナス20キロで走る車もいます。本州の山間部だと前走車が道を譲ってくれる場合も多いですが、宮古島で道を譲っているところは見たことがありません。
どれだけ急いでいたとしても前走車の速度は変わらないので、焦る気持ちを抑えて安全運転に努めたほうがよいと思います。私はゆっくり走る車がいたら、「道は空いているけど今日も宮古島は大渋滞だな」と思ながらゆっくりと走るようにしています。
もう順応したのか、今ではむしろスピードを出すケースはほとんどなくなりました。後ろの「わ」「れ」ナンバーの車、急いでいるな、くらいに思って制限速度内で走っています。
斜め駐車の割合が多い
宮古島では、斜め駐車している地元ナンバーの車をよく見かけます。
斜め駐車されれると、車両のドアが開けられなくて困る場合があります。本州では斜め駐車が原因でトラブルになるケースもありますが、宮古島ではそこまで問題にならないんでしょうね。
私は斜め駐車されると嫌なので、どこに行くにしても、埋まりにくい場所に駐車します。目的地から遠い場所に駐車すれば、隣に止められる可能性が低くなるからです。
レンタカーで斜め駐車している車はあまり見かけないので、宮古島の人特有の止め方といえるかもしれません。
上水の質が本州と異なる
宮古島の上水の質は本州と異なります。
移住してすぐに、「あれ?水の味が違う」と感じました。
日本の水道水は平均硬度50.5mg/Lの軟水といわれており、カルシウムやマグネシウムの含有量が少なく、基本的に味はしません。味がするとしたら、浄化する際に利用した薬剤の味かもしれません。
一方、宮古島の原水は硬度約300mg/Lの超硬水で、水道水は硬度低減処理により90〜100mg/L程度の中程度の硬水です。軟水に慣れていると、微妙に味がするので抵抗感を覚えてしまいます。
この差で、料理の味が変わるそうです。私は紅茶を飲む習慣があるのですが、同じ茶葉を使っても本州と同じ味にはなりません。宮古島の水で作るほうが不味いと感じてしまうので、移住してすぐに紅茶を飲む習慣がなくなってしまいました。
総じて物価が高い
宮古島は総じて物価が高い傾向にあります。
とくに高いな、と感じるのが以下の物品です。
- ガソリン
- 生鮮食料品
- 水道光熱費
ガソリン代は東海地方と比べ、1リッターあたり20~30円ほど高いのではないでしょうか。軽自動車の給油でもかなりの金額になるので、車の使用は極力控えています。
あと、生鮮食料品と水道光熱費もやや高いですが、ガソリンに比べるとそこまでの負担には感じていません。
ただし、関連記事で言及していますが、離島手数料がかかる買い物には本当に苦労させられました。移住に必要なお金を計算したのですが、離島手数料によって資金計画が崩れてしまったので、移住を検討する人はかなり余裕を持った計画を立ててください。

宮古島への移住を検討する際の注意点
宮古島と本州とには大きな違いがあるので、移住を検討する際には以下の点に注意しましょう。
- 理想と現実のギャップをなくしておく
- 自然現象の強さを理解する
- 余裕を持った資金計画を立てる
それでは、各注意点についてお話しします。
理想と現実のギャップをなくしておく
移住を検討する際は、理想と現実のギャップをなくしておきましょう。
宮古島は南国らしい日差しが降り注ぐため、カラッとしているとイメージする人もいますが、現実はまったくの逆です。
湿気対策をしておかないと、壁クロスや食品、服などにカビが生えてしまいます。また、1日中エアコンの除湿機能を使えば湿気を抑えられますが、その分、電気代が跳ね上がってしまいます。
理想が先行すると、宮古島での生活が苦になる可能性もあるため注意が必要です。宮古島に移住する際は、気候や物価、慣習などを確認してから計画を立てましょう。
自然現象の強さを理解する
宮古島の自然現象の強さは、本州と大きく異なる点に注意しましょう。
雨はシャワーのように降りますし、雷が長い時間鳴り続けます。慣れるまでに時間がかかり、夜に発生すると目を覚ましてしまい、寝不足になる場合もあるため注意が必要です。
かくいう私も、まだ宮古島の台風の怖さをまだ体験していません。6月~10月くらいに宮古島の自然の猛威にまた怯むんでしょうね。宮古島の人の話しを聞いていると、本州では体験できないような現象になるらしいです。もし、そのような現象に出くわしたら、またブログで書こうと思います。
余裕を持った資金計画を立てる
宮古島への移住を検討する際は、余裕を持った資金計画を立てましょう。
離島である宮古島では、物品に輸送費用が上乗せされたり、離島手数料が発生したりします。また、ネットショッピングを利用する場合、5,000円前後の送料がかかる場合もあります。
本州と同じような感覚で生活必需品を揃えると、予算をオーバーするかもしれません。
私は費用を抑えるために、Amazonプライム会員になってネットショッピングをしています。プライム会員になると、何を購入しても送料がかからないからです。そのほかにも、計画的にマイルが貯まるようショッピングし、費用の削減を図っています。
余裕を持った資金計画を立てたうえで、費用の削減方法を考えれば出費も減るはずです。

まとめ:宮古島は本州とまったく違うと考えよう
宮古島と本州とでは、気候も物価も大きく異なります。
住むにあたって注意すべき点も変わるので、同じような生活ができるとは考えないほうがよいでしょう。
とくに、天候と湿気についてはまったくの別物と考えておく必要があります。カラッとした気候、安定している天候とは程遠いのが現実であり、理想のまま移住すると後悔するかもしれません。
移住を後悔しないためにも、まずは宮古島の特性を理解することが大切です。
