宮古島のウミガメスポットはどこ?シギラ・わいわい・新城海岸を比較

宮古島で野生のウミガメを見たいなら、まず「どの海岸へ行くか」と「個人で探すか、ツアーへ参加するか」を分けて考えると予定を立てやすくなります。

シギラビーチ、博愛わいわいビーチ、新城海岸はいずれもウミガメとの出会いが期待できる場所です。設備や管理状況、海中で楽しめる景観はさまざまで、ウミガメだけを目的にする人とサンゴや熱帯魚も楽しみたい人では選びやすい場所も変わります。

また、ウミガメは野生動物のため、特定のビーチへ行けば必ず見られるわけではありません。旅行日を決める段階では各スポットの特徴を比較し、海へ入る当日は風や波、潮位などを確かめることが重要です。

この記事では、宮古島のウミガメスポットとして知られる3か所の違いと、時期・時間帯の考え方、個人シュノーケリングとツアーの選び方を解説します。自分が何を優先したいのか整理できるため、ウミガメとの出会いを楽しみにしながら無理のない海遊びの予定を組みやすくなるでしょう。

目次

宮古島のウミガメスポット3か所を目的別に比較

宮古島でウミガメを探す場所を選ぶときは、遭遇情報だけでなく、海岸の特徴や利用方法まで一緒に比べると選びやすくなります。

シギラビーチはウミガメを目的にしたシュノーケリングツアーを利用でき、新城海岸はサンゴや熱帯魚も楽しみやすい場所です。

博愛わいわいビーチ周辺ではウミガメを目的にしたツアーも開催されています。ここからは、3か所の特徴を順に比べてみましょう。

シギラビーチ|ツアーと設備を重視したい人に向く

シギラビーチは、ウミガメを見たい人が個人利用とツアーの両方を比較しやすいスポットです。

シギラビーチで行われる「感動体験シュノーケル」は、野生のウミガメを高い確率で見られるプランです。器材の使い方を陸上で説明したあと、足が着く場所で水に慣れてからスタートするため、初めてシュノーケリングをする人も参加方法をイメージしやすいでしょう。

海中ではサンゴや熱帯魚も観察できるので、もしウミガメに出会えなかったとしても、宮古島らしい海中景観を楽しめます。ビーチ周辺の施設を利用しやすい点も、着替えや休憩まで考えて予定を立てたい人には便利です。個人で泳ぐ場合は、当日の遊泳範囲や現地表示を確かめ、その日の海況に合わせて楽しみましょう。

参照:シギラセブンマイルズリゾート「感動体験シュノーケルについてQ&A

博愛わいわいビーチ|ウミガメを目的にしたツアーを比較しやすい

博愛わいわいビーチ周辺は、ウミガメを目的にしたシュノーケリングツアーの開催場所として知られています。

実際に宮古島の複数のツアー事業者が、この周辺をウミガメ観察のポイントとして利用しています。ガイド付きプランを選べば、ウミガメを探すことに加えて器材の使い方や泳ぐ範囲について説明を受けられるため、個人で場所を探すより参加方法を決めやすいでしょう。

一方、博愛わいわいビーチは沖縄県の条例に基づく「海水浴場」ではありません。監視員やクラゲ防止ネットの有無などは現地で確かめる必要があり、隣接する漁港施設への駐車も避けなければなりません。個人で海に入ることを考えている人は管理状況まで把握し、不安が残る場合はガイド付きツアーを選ぶとよいでしょう。

参照:沖縄観光コンベンションビューロー「博愛わいわいビーチ
参照:エコガイドカフェ「宮古南岸ワイワイビーチコース

新城海岸|サンゴや熱帯魚も一緒に楽しみたい人に向く

新城海岸は、ウミガメだけでなくサンゴや熱帯魚も見たい人に向いています。

砂浜から近い場所でも海中景観を楽しみやすく、宮古島を代表するシュノーケリングスポットの一つです。ウミガメとの遭遇を紹介するツアー事業者もあり、海中を泳いでいる途中で出会える可能性もあります。

さらに、新城海岸では色鮮やかな魚やサンゴも観察できます。ウミガメを見られない時間も、海中景観そのものを楽しめる点が魅力です。初めて自分でシュノーケリングをする場合は、器材の扱い方や浮力体の使い方も身につけておきたいところです。

なお、準備から安全対策まで整理したい人は、「宮古島のシュノーケリング初心者向け」も参考にしてみてください。

参照:宮古島観光協会「新城(あらぐすく)海岸

宮古島でウミガメを見る時期と時間帯の考え方

ウミガメを目的に宮古島旅行を計画すると、「何月がよいのか」「何時に海へ行けばよいのか」も気になるでしょう。

ただし、5〜8月頃の産卵シーズンだからといって、シュノーケリング中にウミガメと出会いやすくなるとは限りません。

また、ウミガメを観察しやすい時間帯も場所や潮位によって異なります。

旅行時期は季節の特徴から選び、海へ入る時刻は利用するビーチやツアーの条件に合わせると分かりやすいでしょう。

5〜8月の産卵シーズンとシュノーケリング中の遭遇は分けて考える

沖縄の砂浜では、毎年5月から8月頃にウミガメが産卵のため上陸します。

そのため、この期間を「ウミガメのシーズン」と紹介する情報を目にすることがあります。しかし、砂浜へ産卵に来る時期と、日中のシュノーケリングでウミガメを観察しやすい時期は別の話です。

ウミガメを見ることだけを理由に5〜8月へ旅行時期を限定するのではなく、気温や台風、旅行費用なども含めて日程を決めましょう。海遊びを楽しみやすい月や観光しやすい季節まで比較したい場合は、「宮古島のベストシーズン」も参考にしてみてください。旅行月を決めたあとは、利用するツアーの開催期間や海況を調べると予定を組みやすくなります。

参照:沖縄美ら島財団「ウミガメの産卵シーズン到来!このシーズンで皆さんにお願いしたいこと☆

時間帯は一律に決めず利用する場所の条件に合わせる

ウミガメに会いやすい時間として、午前中や満潮前後、干潮に近い時間など異なる情報を見かけることがあります。

これは場所によって水深や泳げる範囲が変わり、同じ潮位でも海の状態が一致しないためです。シギラビーチのシュノーケリングツアーでは、干潮に近い時間は比較的穏やかになる一方、浅瀬が増えて泳げる範囲が狭くなるとされています。

そのため、「朝」「満潮時」といった一つの条件だけで時間を決めず、利用する場所の潮位やツアーの開催時間を確認して選びましょう。個人で海へ入る場合は、ウミガメの目撃情報より当日の風や波を優先することが大切です。

なお、海況によって泳げるか判断する方法は、「宮古島で遊泳禁止になるビーチは?」で確認してみてください。

個人シュノーケリングとツアーは海況判断を任せたいかどうかで選ぶ

ウミガメを見る方法は、ビーチから自分で探す方法とガイド付きツアーへ参加する方法に分かれます。

大きな違いは器材を借りられるかどうかだけではなく、海況判断を誰が担うかという点です。

個人で泳ぐ場合は、海況や行動範囲を自分で判断する必要がありますが、ツアーではガイドの管理下でシュノーケリングを楽しめます。泳力だけで決めず、慣れない海でどこまで自分で判断できるかを考えて選びましょう。

初心者や子ども連れはツアーのサポート内容を比較する

初心者や子ども連れでウミガメを見たい場合は、ガイド付きツアーを第一候補にするとよいでしょう。

たとえば、シギラビーチのツアーでは、器材の説明と水慣れを行ってからシュノーケリングを始めます。対象年齢の子どには、箱メガネや浮き輪も利用可能です。

ただし、参加できる年齢や健康条件、補助方法はツアーごとに異なります。予約時は料金だけを比べず、浮力体の貸し出しや参加人数、貸切対応なども比べましょう。事業者選びでは、安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優事業者)かどうかも判断材料にできます。

参照:沖縄県警察「マリン事業者の公表

個人で探すなら岸へ戻れる範囲を先に決める

自分でシュノーケリングをするなら、ウミガメを探す範囲より先に、余力を残して岸へ戻れる範囲を決めておくことが重要です。

個人でシュノーケリングをする場合は、浮力体を含む適切な装備に加えて、当日の気象・海象を把握し、複数人で行動することが欠かせません。ウミガメを見つけたときに後を追い続けると、岸との距離や同行者の位置へ意識を向けにくくなるため注意しましょう。

また、海況は泳いでいる間にも変わることがあります。海へ入る前に終了する時刻や行動範囲を同行者と共有し、疲れる前に岸へ戻る予定を立てておくと安心です。監視員がいる場所を優先したい人は、「宮古島で監視員がいるビーチは?」も参考にしてみてください。

参照:海上保安庁「スノーケリング|ウォーターセーフティガイド

ウミガメを見つけたら追わずに距離を保って観察する

宮古島の海でウミガメに出会えたら、近くで写真を撮ることより、ウミガメが自由に動ける距離を保つことを優先しましょう。

進行方向へ回り込んだり、複数人で囲んだりすると、ウミガメの動きを妨げることがあります。呼吸のために海面へ上がってくる場合もあるため、進路を空けたまま静かに観察すると宮古島らしい海の時間を楽しめます。

産卵のため夜の砂浜へ上がったウミガメに出会った場合は、海中とは異なる配慮が必要です。強い光は、産卵前のウミガメやふ化した子ガメの行動へ影響を与えることがあります。ライトで照らし続けず、少し離れた場所から静かに見守りましょう。

なお、ウミガメ以外の海遊びも旅程に入れたい場合は、「宮古島のマリンアクティビティ」から楽しみ方を探してみてください。

宮古島のウミガメについてよくある質問

宮古島でウミガメを見る場所を決めたあとも、ツアーの参加条件や当日の持ち物など知っておきたいこともあるでしょう。

特に、一人で参加できるか、雨の日でも催行されるかといった条件は、旅行全体の予定にも関わるため、事前に確認しておきましょう。

予約後に予定を組み直さずに済むよう、申し込み前に条件を把握しておきましょう。

宮古島のウミガメツアーは一人でも参加できますか?

一人参加に対応するツアーはありますが、最少催行人数は事業者ごとに異なります。予約画面で判断できない場合は、申し込み前に一人参加の可否を問い合わせるとよいでしょう。貸切プランでは一人で利用できても料金体系が変わることがあります。

ウミガメツアーに水中カメラを持ち込めますか?

水中カメラの持ち込み可否はツアーごとに異なり、ガイドによる撮影サービスを用意している事業者もあります。自分のカメラを使う場合は、防水方法と落下・紛失対策を整えておきましょう。撮影するときもウミガメを追いかけず、周囲の参加者との距離を保つことが大切です。

雨の日でもウミガメツアーは催行されますか?

雨が降っていても、風や波などの海況に問題がなければ催行されるツアーがあります。反対に晴れていても、強風や高波によって中止になる場合があるため注意が必要です。旅行当日は天気マークだけで判断せず、事業者から届く催行連絡を確かめましょう。

ウミガメツアーには何を持って行けばよいですか?

水着、タオル、飲み物などが基本ですが、必要な持ち物はツアーごとに異なります。器材やライフジャケットが料金に含まれるプランなら、自分で用意する荷物を減らせるでしょう。集合時から水着の着用を求める場合もあるため、予約後に届く案内を読んで準備しましょう。

ウミガメを見られなかった場合は返金されますか?

ウミガメは野生動物のため、見られなかった場合の対応は事業者ごとに異なります。通常料金が発生するプランもあれば、独自の対応を設けている場合もあるでしょう。遭遇できなかったときの扱いは、キャンセル規定と分けて予約前に確かめておくことが大切です。

まとめ|宮古島のウミガメスポットは目的と海況から選ぼう

宮古島でウミガメを見たいなら、シギラビーチ・博愛わいわいビーチ・新城海岸の特徴を比べ、自分が何を優先するのか決めてから場所を選びましょう。

シギラビーチはツアーと周辺設備を利用しやすく、博愛わいわいビーチ周辺ではウミガメを目的にしたガイド付きツアーが開催されています。新城海岸はサンゴや熱帯魚も楽しみたい人に向いているため、ウミガメに会えない時間も海中観察を続けやすい場所です。

旅行時期については、5〜8月頃の産卵シーズンとシュノーケリング中の遭遇を分けて考える必要があります。時間帯も宮古島全体で一つの正解を決めず、利用するビーチやツアーの条件に合わせて選ぶことが大切です。初心者や子ども連れはガイド付きツアーを比較し、個人で泳ぐ人は岸へ戻れる範囲と当日の海況を先に確かめましょう。ウミガメに出会えたときは追いかけず、宮古島の美しい海を泳ぐ姿を距離を保って観察してみてください。

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